2016-03-10 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
平成二十七年三月現在の農業高校卒業者の農業、林業に就職した者の割合というのは四・九%ということになっております。ただ一方で、その関連産業、食品製造であるとか農業土木の関連産業に就職した者を含めますと、就職者のうちの約半数が従事していると、こういう状況でございます。
平成二十七年三月現在の農業高校卒業者の農業、林業に就職した者の割合というのは四・九%ということになっております。ただ一方で、その関連産業、食品製造であるとか農業土木の関連産業に就職した者を含めますと、就職者のうちの約半数が従事していると、こういう状況でございます。
私、調べてみましてびっくりしたんですが、これは学校基本調査の結果ですから間違いない結果だと思いますが、農業高校、卒業者数三万一千六百人、うち農業に就職した人は七百八十五人、二・五%。
○日出政府委員 先生今お尋ねのように、実は、問題は農業高校卒業者あるいは農学系の大学新卒者の中での就農率が低いということでございます。概して言いますれば、四%台か三%台といったところでございます。そこで、先ほど申し上げましたような新規就農者をこれから育成し確保していく場合に、この農業高校でございますとか農業系の大学新率者の中から就農者をふやしていくということが緊要でございます。
○国務大臣(海部俊樹君) 職業高校における教科内容の点から言って、大学受験の際に非常に不利ではないかという御指摘はかねてから承っておるところでございまして、今年ただいま私の手元にあります数字では、推薦入学という制度を活用するようにして、現在たしか十七の学部で推薦入学の制度をとられておると承っておりますが、国立大学の農学部に在籍します学生のうち農業高校卒業者、これは正確な数ではございませんが、私どもの
○齊藤説明員 新規学卒者全体の中に占めます——就農者の中での農業高校卒業者の割合といいますのは、年々実はふえてまいっておる実態にあるわけでございます。文部省といたしまして、今後も農林省と十分連絡をとりまして、後継者の問題につきまして遺憾のないようにしたいと考えております。
〔委員長退席、藤本委員長代理着席〕 私は、農業白書を論議する本会議の質問の中で、福岡県の農業高校卒業者が昨年二千四百三十五名だったのに、農林漁業に就職した人は二百六名しかいなかった、千名のうちの一人も農業高校卒業者が農業についていない、これは重大問題ではないかという指摘をしました。
福岡県では、昨年の農業高校卒業者二千四百三十五名のうち、農林業についたのはわずかに二百六名であります。将来の農業を背負って立つかたい決意に燃えて農業技術の修得にいそしんできた農業高校生のうち、十人に一人も農業の道を選ばなかったというこの冷厳な事実を、総理、あなたはどのように受けとめておられますか。
指導者だけを養成して、農民についてこいというのではなくて、先ほど文部省の計画では、経営者は全部農業高校卒業者程度であるとかいう答申があったが、そこにいくのがほんとうだと思うので、それをやらなければ日本の農政は全部愚民政策だ。